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2025.07.10
西池袋のビル群から路地裏に入っていくと、突如現れる古民家。都会の喧騒のなかでも、緑に囲まれたこのエリアにはゆったりとしたときが流れます。
JR池袋駅より徒歩7分にある「ニシイケバレイ」は、オーナーである深野家が江戸時代から代々所有している西池袋の一角を開発した複合エリアです。
出典:ニシイケバレイ公式サイト
「地域の人々の拠り所となり、健康で文化的なくらしをみんなで育んでいく、“まちの家”になること」を目指して、2020年頃から少しずつ“まちびらき”を始めました。
エリアの中心となるのは、木造古民家。「Chanoma(茶の間)」「Syokutaku(食卓)」「Attic(屋根裏)」などと部屋に見立ててリノベーションを行い、それぞれで飲食物の提供などを行っています。
オーナーの深野さん(写真左)とマネージャーの加藤さん(写真右)
「つながりが希薄になっている都会で、顔が見える関係を築けたら、私たちはもっと豊かな気持ちになれるのではないかと思いました。」と、オーナーの深野さんは語ります。
「そこで、8年前まで住んでいた古民家をひらいたのです。住んでいる人、観光で来る人、みんなの憩いの場になればいいなと。」現在では「Chanoma」を中心にエリア一体でノベーションが進んでおり、1週間に1,000人以上が訪れる人の流れが生まれています。
エリアが一体となって、さまざまなイベントも開催されます。茶道・パルクール・ヨガ・ライブ……一見共通点がないような多彩なイベントのラインナップも、「ニシイケバレイ」の面白さ。年齢も趣味も異なる人々の人生が交差して、つながりが生まれる。静かに佇む古民家が、そんなムーブメントの起点になっています。
築70年以上の古民家をリノベーションして営業しているのが「Chanoma」。もともとはオーナーである深野さんが、ご家族と住んでいた邸宅です。「佇まいも風景になるように。」という想いのもと、古民家の風情を残しつつ、開かれた明るいカフェに刷新されました。
庭木の緑が美しい板の間
カフェで人気の席は板の間。庭木を眺めながらゆったりと過ごすことができ、とくに春から夏にかけては心地よい光が差し込むそう。
庭には桜・紫陽花・ゆずなどが植えられ、四季折々の風景を楽しめるのも「Chanoma」の醍醐味です。
「濃厚抹茶テリーヌ」と「抹茶ラテ」は人気の組み合わせ
そんな「Chanoma」の人気メニューは、「濃厚抹茶テリーヌ」。愛知県西尾の抹茶を使用した、こだわりの一品です。
「古民家の雰囲気に合う、潔いスイーツを作ろうと思いました。ただ純粋に『おいしい』と思えるものを届けたかったんです。」と、「Chanoma」マネージャーの加藤さんは語ります。
敷地内にたくさん実ったゆずを使用したテリーヌなど、春秋冬を中心に、不定期でシーズナルなメニューも用意され、季節ごとに「Chanoma」ならではの味に出会えます。
大都会 池袋の街で、しずかに流れるときが、訪れる人をやさしく包み込む。
日常から離れて、ふらっと立ち寄ってみてほしい。きっと「ただいま」と言いたくなる、そんな空気が「ニシイケバレイ」にあります。
ニシイケバレイ
住所:東京都豊島区西池袋5-12-3
アクセス:JR池袋駅より徒歩7分、東京メトロ有楽町線 要町駅より徒歩5分
公式HP: https://nishiikevalley.jp/
Chanoma
電話: 03-6709-1139
SNS: https://www.instagram.com/chanoma11/