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2025.08.01

【ご宿泊者様限定】旅の途中に感じる涼——ホテルの中庭で出会う夏の風物詩

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【ご宿泊者様限定】旅の途中に感じる涼——ホテルの中庭で出会う夏の風物詩

日本には、暑い夏を五感で味わいながら涼をとる繊細な文化が根づいています。その代表格ともいえるのが風鈴です。ホテルリソルトリニティ京都では、現在、2025年7月11日から2025年8月31日までの期間限定で、館内中庭に100個の風鈴を吊るす演出を行っています。

昼夜を問わず楽むことのできるこの光景は、夏の京都滞在に癒しを与えてくれます。

風鈴の原型は、古代中国の寺院で使われていた「風鐸(ふうたく)」とされ、もともとは魔除けや厄除けの意味をもっていました。日本には仏教とともに伝来し、江戸時代にはガラス製の風鈴が登場。徐々に日常の暮らしに溶け込み、夏の風物詩として親しまれるように。

四季折々の表情を見せてくれる京都ですが、夏は盆地特有の蒸し暑さが続きます。そんな中、見た目からも涼を届けてくれる風鈴は、暑さを和らげる存在として古くから人々の暮らしに寄り添ってきました。

風が吹くとそっと耳に届く「ちりん」という音色。控えめな音色から、京都らしい奥ゆかしさを感じることができます。

水盤を囲むように建つやぐらに連なる100個の風鈴

水盤を囲むように建つやぐらに連なる100個の風鈴

また、風鈴は音だけでなく、ガラスの透明感や風を受けて揺れる様子から、目でも涼しさを感じるアイテム。風が通り抜けるたびにふわりと揺れる姿や、陽の光にきらめく色彩が、視覚を通して心を和ませてくれます。

昼間は光を受けて透明感が際立ち、夕方から夜にかけてはライトアップによって幻想的な雰囲気を醸し出す風鈴たち。時間帯によって変わる表情を楽しむことができるのも、演出の魅力の一つです。

滞在中にふと見上げると目に映る、風に揺れる軽やかなやフォルムや色とりどりのガラスの反射。じっと見つめているだけで、都会の喧騒や旅の移動で忙しなくなった心がすっと静かに整っていきます。

それはまるで、町家の縁側に腰かけゆったりと時間を過ごしているような感覚。

耳と目からゆっくり涼を届ける風鈴。スマートフォンをポケットにしまい、ただ揺れる風鈴を眺める時間は、心に残るひとときとなることでしょう。


開催期間:2025年7月11日(金)~2025年8月31日(日)
開催時間:終日
会場:ホテルリソルトリニティ京都 1F中庭(京都市中京区麩屋町通御池上る上白山町249)

*ご宿泊のお客様限定でご覧いただけます。
*ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。